札幌市のかみ合わせ、審美歯科、インプラント、
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              広げようハッピーメイカーの輪!!
  ハッピーメイカークラブ

このコーナーでは人々のハッピー(幸)をつくるお手伝いをしている方たちをどんどん紹介しています。(随時更新)


第3回目

北都企画設計事務所 代表取締役 佐藤 範行さん
 今回ご紹介する北都企画設計事務所の代表取締役社長佐藤範行さんは、様々な建築設計を通して人々をハッピーにしています。北海道の設計関係では、おそらく知らない人がいないというほどの重鎮の方です。
 佐藤さんのたくさんの大きい建築の設計を手がけてきましたが、その中でも一般の方々になじみの深いものは、石屋製菓のチョコレートファクトリーです。一度は行ったことがある方も多いと思います。

 道都大学の建築科では、大学内で10年に一人出るかでないかくらいの能力があると言われていたそうです。製作した宿題、卒業設計なども先生方から目を付けられて一つも手元に戻ってきていないそうです。いまだに大学で教材として使われているそうですよ。
 
・どうして建築家になることを選ばれたのですか?
 子供の頃から、絵や物を作ったりすることが得意で、彫刻などに興味がありました。高校生の時に建築家になることを考え始めました。そして、道都大学の建築科に入りました。その当時は私立で唯一建築科があった大学でした。

・道都大学で伝説の課題について教えてください。
 例えば、美術館の設計をしなさいというような課題で、みんなは、必死になってやっと通るものを作っていましたが、私は根っから描くのが好きなので、型破りなものを創りました。自分なりにデザイン、間取りを工夫したり、本を買って読んだりして、宿題がでるのが楽しみなくらいでした。
 建築家になるというのは、本当に選ばれた才能のある人だけなので、みんな簡単には考えていませんでした。40人くらいいて、純粋に設計で独立する人は5人くらいです。それでも大きな設計をする人はあまりいません。
 最初に設計事務所に入り、建築士1級をとり、27歳くらいの時に自分で開業しました。

 3年くらい日本設計にいたときに、超高層ビルを設計していました。日本セイコー社の36階建て本社ビルとか、日本製鋼所とか、WBCという千葉にあるツインタワーの超高層ビルなどを設計しました。
 社内でチームに分けて、考え方、デザイン、発想などの構想案を競わせて名前を伏せて出すのですが、私の案が選ばれました。みんな東大出の日本ではトップクラスの事務所でしたが、私が出すもの出すもの選ばれました。

・石屋製菓の石水社長と知り合ったきっかけは?
 青年会議所で同じメンバーでした。石水さん将来について2つのビジョンを持っていました。一つはお菓子の世界でもっと北海道を売り込みたい、元気にしたい、そしてもう一つは閉鎖的な暗い職人気質のケーキ屋さんの世界を脱皮したいというものでした。チョコレートで世界に売り込みめるものを開発したいたいと思っていました。
 チョコレートファクトリーの構想を持って、あちこちに用地を買ったりしていました。私は一緒に構想を練って2年半くらい世界中を見て回りました。
 結局、チョコレートはヨーロッパというイメージを持って、ヨーロッパの長い歴史、地域の看板であるお城、北海道にもそういう文化を取り入れたいという構想にたどり着きました。ファクトリーに使ってある物はすべてヨーロッパから買い付けてきた何百年もたった中古の材料です。昔の物を使って、うまくお城、お菓子、チョコレートなどのヨーロッパの文化を表現しようとしています。
 私がだいたいの構成を考えました。工夫したことは、大人も子供も、参加している人も見ている人も楽しめる見学コースと手作り体験コーナーです。ヨーロッパの文化を体験してもらう、展示、食べる、工場がみられる。見られている人も見られていくことでがんばれるんです。、作る課程を知ってもらうことは職人にも企業にも見る人にも刺激になります。今後のいろいろなアイデア、発想の元になり、北海道からの文化の発信になります。

・今の主な仕事、ライフワークは?
 今の仕事は、設計、管理、インテリアが中心です。マンション、一般住宅、工場、事務所、役所の仕事、学校、体育館、格闘技道場などいろいろとあります。
 その他に、関心を持っているのは、地域づくりとか、街作りのアドバイザーです。都市計画のようなもので、地域の、土地を持っている人、事業意欲を持っている人が定期的に勉強会を持ったり、企業誘致をしたり、こういう町作りをしましょうと行政と掛け合って話をしたりします。話が来たら、事前に調査をしてどうにかなるか、考えます。自分も楽しく、いろいろなひとを巻き込んでやるのが楽しいです。

ハッピーメイカーへの質問コーナー
1.今、一番幸せを感じることは?
  建物が完成して、引き渡されるときです。
2.今までの人生の中で、一番ラッキーだった、ついていたと思うことは?
  子供が生まれたこと。建築家になれたこと。
3.一番幸せを感じる食べ物は何ですか。
  寿し。山菜(フキ・ワラビ)
4.自分が一番好きな言葉、座右の銘を教えてください。
  我以外皆師。
5.10年後の幸せな自分からメッセージが来たとしたら?
  みんな元気ですよ。
6.幸福や夢の実現のためにあなたが一番大事だと思うことは?
  目標を持ち、計画を立て、努力すること。
7.今まで、体験した歯科についてのエピソードはありますか。
  健康に関わることなので、節目節目で専門家の手をかけて行くことが大事ですね。小さいときは虫歯はなかったのですが、働いて何年かしてからは時間がなくて、虫歯を治さないでいて結局抜いてしまい後悔しています。身近にアドバイスしてくれる専門家が欲しいです。治療の前に、選択肢、費用、メンテナンスの見通しや、期間が限られているときの選択肢や、費用のアドバイスが必要です。治療に来た人が、何軒か比較できたり、親しい関係で日頃のおつきあいのなかで、普段から、気軽に相談できて、フォローしてもらえるといいですね。広く健康の問題の一部として、予備知識が得られるのが理想ですね。

 これからも、みんなをハッピーにしていただける設計、街作りを期待しています。
 どうもありがとうございました。

 ※とても感じの良い佐藤範行さんでしたが、2007年3月24日に急遽されました。
   これからが楽しみな方でしたが、残念です。ご冥福をお祈りいたします。

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