札幌市のかみ合わせ、審美歯科、インプラント、
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このコーナーでは人々のハッピー(幸)をつくるお手伝いをしている方たちをどんどん紹介しています。(随時更新)


第2回目

 登山家・クライミングジムインストラクター 高橋 留智亜(るちあ)さん
 クライミングジム「レインボークリフ」インストラクターで、日本人女性としては4人目のエベレストの登頂者となった登山家の高橋留智亜(るちあ)さんをご紹介します。高橋さんは、ジムを訪れる人々、特に子どもたちをハッピーにしてしてくれます。

 高橋さんは、知床半島の付け根、斜里町の出身です。6年前にエベレスト登頂に成功し、登山隊隊長だった江崎幸一さんの設計事務所に入社し、一昨年事務所でクライミングジムをオープン。経営とインストラクターをされています。
 レインボークリフでは、来ているみなさんがそれぞれに指導を受けたり、又は自分たちでクライミングを楽しんでいます。特にジュニアのクラスの子どもたちがいきいき、のびのび楽しんでいる姿が印象的です。
  
 その秘密は、高橋さんの指導方法にあるようです。高橋さんは、子どもたちの気持ちを感じることができるということです。手をつないでほしいんだなとか、登りたいんだけどはずかしいんだなとか、自分を認めてほしいってアピールしてるなとか、まじめにやってない自分を見ているか試してるんだなとかということを感じるんだそうです。そこで、高橋さんはちゃんと褒めてほしい子には褒めてあげる、ふざけている子にはちゃんとしかる、当たり前のでもちゃんとしている子は認めてあげるというようなメリハリを付けた指導を心がけているそうです。
 子供の心を感じ取ることができる訳は、高橋さんの子供の頃の体験が元になっているそうです。陸上部で活躍してた頃にがんばっていても早いのは当たり前、記録を出せないと褒められない。期待されているだけに、ほかの子より厳しい扱いを受け不平等さを感じ不満に思っていたことなど、そして、6人兄弟の5番目として育ったので妹として、お姉さんとして、兄弟の真ん中としての立場を経験しているので、いろいろなタイプの子供の気持ちが理解できるのだそうです。

 中学時代は陸上部で活躍していた高橋さんですが、けがに悩んで楽しめないまま不本意に卒業したことが山登りを始めたきっかけの一つだそうです。
 高校時代に斜里岳の頂上に登った時の達成感がほかのどのスポーツよりも感じられたこと、一番じゃなくても、タイムを競うことなく、体を動かして、楽しくて、達成感があるということに魅力を感じたと言います。登れば登るほど元気になっていく自分は山登りに向いていると思ったそうです。スポーツというのは本来、汗を流して、ストレス解消して、友達ができたり、自分に自信が持てたり、前向きな気持ちを持ったりすること、遊びながら社会性を身につけることなんですね。

 高橋さんが、クライミングの子どもたちに特に教えているのは、自分の靴やベルトをちゃんと整理整頓できること、先生に今日は調子がいいか悪いかちゃんと伝えて自分の体をコントロールできること、お友達と仲良くできること、がんばるときはがんばる、休むときは休むって言える生活力、初めてあった人にも挨拶をちゃんとできることなどです。重要なのはこれらのことで、登るのは、その子の潜在能力を引き出して上げられるとほおっておいても上手になります。高橋さんは、その潜在能力のブレーキをかけないこと、じゃまをしないことを気を付けているそうです。
 植物にも肥料をやりすぎると枯れてしまいます。よかれと思って、がんばれーっていう環境を与えすぎると、同じように肥料やけしてしまいます。程良く褒めてあげられると、別に栄養をあげなくてものびます。

 いろいろな所に目を配っている高橋さんですが、メンタル的なものもいろいろあるので時々は失敗してしまうそうです。ろうそくに火を付けてあげるときに、やさしくふわっとタイミング良く付けてあげないと消えてしまうように、子供の背中を押してやれるタイミングをうまくやれるときと、今日はもうちょっと元気を出させてあげたかなと思うときもあるそうです。毎回成功するわけではないので、子どもたちに修行させてもらっているとか。

 不思議とスクールで誰かがのびのびしていると、みんなそのエネルギーをもらってのびのびしてくるそうです。子どもたちのスクールをやると仕事で疲れていても元気になるそうです。高橋さんが楽しいと、子どもたちももっともっとのびのびとしてくるそうです。その、のびのびエネルギーをジムのほかの大人たちにわけてあげようと、大人たちを一緒にロープを組ませたりして、あえて巻き込むこともあるそうです。大人たちは、子どもたちのいいエネルギーをもらえるし、子どもたちも大人と挨拶をしてコミュニケーションをとることによって、社会性を身につける訓練になります。
 子どもたちには、スターになれる、なりたい場所を作ってあげた方がいいと高橋さんは言っています。家ではお父さんが、一番、大きい兄弟の影に隠れていたり、常にアイドルの末っ子じゃなかったり、そこでちょっとしたくふうをして 週一回は自分がスターになれる所を作ってあげてください。という素敵なメッセージを頂きました。
 前から、気になっていた、留智亜さんの名前の由来を聞いてみました。普段はルチアさんと呼ばれています。最初に聞いたときは、ルチアさん?ニックネーム?と思っていましたが、実は本名だったとか。カトリックのクリスチャンのご両親が、兄弟みなさんにクリスチャンネームと同じ名前を付けたんだそうです。教会にいた、ルチアさんという高橋さんのお父様が尊敬するシスターから頂いたそうです。

 6つの質問コーナー

  1. 今、一番幸せを感じるときはどんなときですか?
    やっぱり、ジュニアのクラスの時です。子供がやったーって言って、がんばれて良かったねっていう気持ちを分かち合えたときが一番しあわせです。

  2. 今までの人生のなかで一番ラッキーだった、ついていたと思えることは? 
    ラッキーだったことはたくさんありすぎるけど、1番となると難しいです。 この平和な時代に、平和な日本に、クリスチャン的な考えを持った両親の子供として自然の豊かな知床斜里で育ててもらったって言うことかな。母が、父と結婚できたことは宝くじに当たったことよりも幸せなことだといつも言っていました。その子供に生まれたってことは一番ラッキーなことだと思います。

  3. 一番幸せを感じる食べ物は何ですか?
    甘いものが好きですね。最近は一口のビターチョコにはまってます。一口って言う所がいいんです。たくさんあると魅力がないんです。スクールの合間に落としたコーヒー飲んで、ちょっと食べたときが幸せですね。

  4. 一番好きな言葉がありますか?座右の銘はありますか?
    「器相応」って言う言葉が好きなんです。自分の器にあった生き方をするのが、一番その人にとって無理のない幸せな居心地のいい生き方っていう感覚があります。
    子供はそれぞれみんな違うじゃないですか、だから違って当たり前だから、同じことをしなさいって言いたくないし言わないし、自分もそうされないし、しない。器はどんどん育っていって大きくなるから、人間の器の、だからその時その時の幸せって変わっていくし、変えていけばいいからって思ってます。子供の器もたまにはひびが入ったり欠けたりするけれどちゃんと自分の体と心を受け止める器を持っていればいいんです。
    仕事でも、生活でも、スクールのやり方でも、この「器相応」って言う言葉をいつも大事にしています。今までの学校とか、社会は悪い訳じゃないんだけども、躓いたそこから進めないんですよね。だから、せめてここでは、その器に合わせてやれたらなと思っていますけど。理想です。


  5. 10年後の幸せな自分からのみじかいメッセージが来たとしたらどんなことでしょう。
    サインしてくれって言われる時、前は「夢を大切に」って書いていたんです。今は「夢に向かって」って書いてます。夢を大切にしすぎると何にもしないで終わりそうなので、夢に向かい続けて前進し続けるっていうイメージです。10年後もたぶん新たな夢をつかんでいると思うので、まだ夢に向かってがんばっているかなって聞かれると思います。

  6. 幸福や夢の実現のためにあなたが一番大切だと思うことはどんなことですか。
     大きな夢を持つことと、夢に近づくために最初の目標設定をすることです。夢は大きい方がいいです。手が届かなくていいです。届くのは目標で夢じゃないです。手に届かないから夢なんです。でもその夢を手に入れるために今できる目標を大切にすること。

     具体的に言うと、エベレストを登ろうと決めたときに、目の前にある藻岩山で、さあエベレスト登るために心臓強くしようと走って登ったり、荷物をしょって登れるために今日は20キロしょって歩こう、今日は下りの膝を鍛えるために下りに気を付けようと目標を立ててました。登るたびにエベレストの8848メートルの1メートル登れるようになったかな、5メートル登れるようになったかな、10メートル登れるようになったかなって、イメージしながらトレーニングしていました。
     その時に良く思っていたのは、エベレストは夢だから登れなくてもいい、でも頂上に向かって前進している自分が今幸せって思ってました。夢を持つすばらしさは、夢を達成することよりもそのプロセスにあると私は思っています。プロセスの方が楽しいです。達成しちゃったらそれは夢じゃなくなって目標、新たな夢を持たないといけません。 その夢に向かって目標を立ててそれを達成していって、次の目標、次の目標ってステップアップしていくプロセスがすごく楽しくて、幸せ。自分にプレッシャーは与えません。夢は手に入らないと夢だから、それを絶対実現しようと思うとそれはプレッシャーで楽しめなくなる。できなくて元々でもそれをやろうとしている自分がス・テ・キと思いたいです。
     
    どうせできないからって腕組んで座りこんで馬鹿な夢を持っちゃだめだよって行っている人より、できそうにないことをやろうとして励んでいる人の方が光って見えるし、私はいとおしい。
    そしたらおまけで健康な体が手に入ったりお友達ができたり、病気にならなかったりいろんなものが手にはいります。よくばらなくても。構えて、そんな馬鹿な夢を持たずに安全パイでって家の中に閉じこもっているよりも幸せがいっぱい手にはいります。
     
  7. 最後に、高橋さんのかみ合わせに関係するエピソードをいただきました。
     歯のことで言えば、エベレスト行く前のマラセ、エベレストと続けて行かなくては行かなかったんですが、奥歯が痛い感じがして、でも痛いかよくわからなかったんです。歯医者さんに行ったら親不知が斜めに生えて押しているから痛いんですと言われて、抜いてもらいました。ついでに何年も前に被せた歯を海外遠征の前なので、被せ直してもらいました。その後、高さが合わなくて初めて偏頭痛を体験し、いらいらして頭が痛くて眠れなくなりました。その歯医者さんは信用できないから次の歯医者さんへ行っても、次の歯医者さんに行っても治らなくて、途方に暮れていたら、友達の奥さんが札幌市立病院の歯科口腔科の看護婦さんで、そこで高さを
    合わせてもらったら、ぴたっと頭痛が止まって、肩こりも治りました。
     その経験があるので、かみ合わせが大事ですよってみなさんに大きい声で言いたいです。

     高橋さんには、本当に素敵な宝物をたくさん頂きました。
     まとめるのにちょっと苦労しましたが、まだまだ奥深い高橋留智亜さんです。
     これからも、子どもたち、大人の私たちををハッピーにしてくださいね。
     高橋留智亜さん、ありがとうございました。

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